ルミネ有楽町にて「東京ディズニーシー Presents 夏の夜の写真展」を観てきたので、レポートします。
こちらは7月1日(火)~7月16日(水)の期間行われる写真展です。
ルミネ有楽町の各フロアに設けられた小さなスペースに東京ディズニーシーの美しい夜景の写真が飾られていました。文字通り息をのむような写真ばかりでしたよ!
展示スペースは下記の写真に掲示があります。
3F下りエスカレーター付近
こちらには4枚の写真が掲示されていました。
・トイストーリーマニア
ウッディの顔をした入り口が画面中央に大胆に据えられた構図の写真です。
Mr.ポテトヘッドが奥に観ることができます。こんなのあったんだw
移動遊園地のにぎやかな雰囲気が映し出されており、最新のアトラクションなのに懐かしさを感じさせます。
・タワーオブテラーのホテルハイタワー
画面左側に稲妻が映っています。恐ろしい夜を感じさせます。
よくぞこの瞬間を収めたものです。
青っぽく光照らされてた廃墟と化したホテルと、地上の照明の対比がいいです。
・キラキラ光るマーメードラグーン
ヤシの木が7本映っています。
画面下部にはスカットルのスクーターのスタンバイが見えます。
「マーメードラグーンがこんなに綺麗に見えるものなのか」と思わされた一枚。
・ファンタズミック
風船のように膨らんだ球状のスクリーンに大きく映し出されたアリエルとエリックのキスシーン。
メインスクリーンにはシンデレラが舞踏会でダンスする様子が噴水とともに映っています。
4F上りエスカレーター付近
こちらには5枚の写真が掲示されていました。
・SSコロンビア号
夕暮れ時のピンク色に染まったSSコロンビア号がとらえられています。
周辺減光されており、すこしノスタルジックな感じがします。
・ジャスミンのフライングカーペット
アラビアンコーストにあるアトラクション「ジャスミンのフライングカーペット」の入り口にある虎ラジャー。首を傾げて、ゲストに目線を向けています。
画面右側ではカーペットが空を飛んでいます。
こちらの写真も三脚がないと撮れないだろうなと思わされます。
・ロストリバーデルタのトランジットスチーマーライン
トランジットスチーマーラインが船着き場にみえます。
ここはオレンジ色のライトだけではなく、赤や緑のランプがあり、水辺で美しく混じり合っています。
この写真を観ていると、なんだかメキシコの楽しげな音楽が聞こえてきそうな気がします。
・プロメテウス火山を見つめる女の子たち
真っ赤に染まった夕暮れの空を背景に、プロメテウス火山を見つめているのは、ファンキャップやカチューシャをした4人の若い女の子たちの後ろ姿のシルエットがとらえられています。
空の赤色がど迫力です。
・海底2万マイルのコラージュ
ミステリアスアイランドの海底2万マイルの一帯が大きく映し出されている写真に、よくディズニーシーの広告で見かける写真などが3枚コラージュされています。
ミステリアスアイランドも照明がすごくて、ド派手な赤、そしてネモ船長のノーチラス号の緑のライトが独特の雰囲気を醸し出していますが、この写真はよく捉えています。
5F下りエスカレーター付近
こちらには5枚の写真が掲示されていました。
・月を見つめるアリエル
これ、すごいです。マーメードラグーンの青い夜空に浮かぶまん丸のお月様をアリエルが月を見つめているのです。
背景のラグーンがきらきらと光っています。これ、是非真似したい構図なんです!
・ミステリアスアイランドの梁
センター・オブ・ジ・アースが通過する梁を画面斜め半分上に据えて、梁の下にはプロメテウス火山を持ってくるという構図。梁の力強い緑色と火山の赤の対比が良いです。
奥にはノーチラスギフトが見えます。
・アクアスフィア
アクアスフィアを画面中心に大胆に据えた写真。
夜の空が濃紺から水色へとグラデーションを見せるなか、アクアスフィアの台座が神々しく光を放っています。力強い一枚です。
・夕暮れ時のパラッツォカナル
冬のディズニーシーです。運河のそばをカップルが歩いていており、運河にはゲストを乗せたゴンドラが浮かんでいます。
さっこん新キャラクタージェラトーにの登場で話題となっているパラッツォカナルですが、この写真はまるで映画にでてきそうな大人な雰囲気を漂わせています。
・アクアトピア
ポートディスカバリーのアトラクション「アクアトピア」です。
空が暗闇に包まれようとするころの様子を捉えています。
こちらは低速度撮影によるもので、ウォーターヴィークルがはっきり見えません。
岩から水が飛び出してたり、渦巻きがドーナッツのように綺麗に円を描いているのがわかります。
こちらもアクアトピアの建物のオレンジの色と、海の青の対比が素敵です。
アクアトピアのQラインには、A・Q・U・A・T・O・P・I・Aとと独立した文字が
描かれていることに気がつきました。
7F下りエスカレーター付近
こちらには2枚の写真が掲示されていました。
・キャラバンカルーセル
アラビアンコーストのカルーセルです。
この写真は右側にカルーセルの建物を置き、左側に噴水を据えるという構図です。
アラビアのモスクの屋根の青が真っ黒な夜空に映し出されていて、幻想的な空間となっています。
建物からは華やかなカルーセルの光が漏れています。
・日没のトランジットスチーマーライン
太陽が西の空に沈みかけるころ、その西日を一身に受けたトランジットスチーマーラインの写真です。
真っ黒な森のを背景に船が蒸気を出しながら進んでいきます。
こんな太陽を撮影してみたいものです。
7Fカードカウンター前
こちらには4枚の写真が掲示されていました。
・ニューヨークデリ前のNYの町並み
「SUBWAY」という文字がニューヨークらしさをつよく感じさせます。
写真家荒木経惟さんが言っていたのですが、写真の中に文字を入れると力強くなるそうです。
ぜひとも文字を入れて、アクセントとし、効果的な写真にしたいものです。
さらに奥の建物には、「Phonography」という文字も見えます。
この写真は広角レンズを用いて撮影されており、シャッター速度を落とすことで、
歩行者の姿がはっきり見えないようにしています。
私はこの写真の電線が気に入りました。ふつう電線を入れるのを嫌う撮影者が多いと思いますが、ここでは電線を効果的に取り入れて、ニューヨークの町並みを構成していると感じました。
・ロストリバーのジャングル
東京ディズニーシーパーク奥地にある、うっそうと生い茂った緑を迫力満点で捉えています。
画面下部にはいっそうの船が寂しく映っていますが、大自然を目の前にして消え入るかのようです。
アトラクション「レイジングスピリッツ」の炎が雲の隙間から覗かせています。
・キャラバンカルーセル
アラビアンコーストのキャラバンカルーセルの入り口には薔薇が咲いています。
その印象的な赤いバラを、日が落ち行く紫色の空と対照させています。
画面中央には灯りをすえてており、その模様がアラビア世界を感じさせ、エキゾチックな雰囲気を漂わせています。
・ガリオン船
空の淡い夕暮れ時、メディテレーニアンハーバーに浮かぶガリオン船です。
左側の奥にはホテルハイタワー、真ん中にはSSコロンビア号が見えます。
ポンテベキオは灯りが灯っています。
以上で写真の紹介は終了です。
私は東京ディズニーシーで夜景の撮影に挑戦したいと思っています。ただし、なかなかうまくいきません。
今回観た写真は三脚を使用しているので、私たち一般ゲストは同じような撮影はできません。しかし、ヒントは得ることができました。
ぜひとも今回受けたインスピレーションを忘れないうちに、撮影に挑みたいと思います。
こちらの写真展は無料で誰でも観ることができますので、お近くの方は是非!
参考:
東京ディズニーシー夏の夜の写真展がルミネ有楽町、ルミネ新宿にて開催中 | ディズニーSP